つながれっとクラブ★メールマガジン第138号10月便
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このメールマガジンは、名古屋市男女平等参画推進センター
つながれっとNAGOYAの「つながれっとクラブ」メンバーの
皆様に配信しているメールマガジンです♪
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秋のイベント情報をお知らせいたします♪

━━【目 次】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1)展示のお知らせ
2)11月の市民交流事業のお知らせ
3)定期講座のお知らせ
4)事業報告
5)センターのとっておき!
6)つながれっとブックナビ

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◆1)展示のお知らせ:
ポスター展「海外DV防止ポスター」

海外のDV防止ポスターを展示します
・期間:11/1(火)〜11/27(日)

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◆2)11月の市民交流事業のお知らせ:
講演会「DVの視点からみる女性の貧困の現状」

DVと貧困の関係性について『ルポ雇用劣化不況』(岩波新書 2009年)の
執筆者であり、ジャーナリストでもある竹信三恵子氏をお招きし、
講演会を開催します。

・講師:竹信三恵子(和光大学現代社会学科教授)
・日時:11/26(土)13:30〜15:30
・会場:つながれっとNAGOYA 交流ラウンジ
・対象:男女
・参加費:500円
・託児:有 実費負担 インフォメーションにおたずねください
・申込/問合:つながれっとNAGOYAインフォメーション
      TEL(052)241-0311 FAX(052)241-0312
Eメール:receipt-tsunagalet@sweet.ocn.ne.jp
関連URL↓
http://tsunagalet-club.net/event2011/event111126.html

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◆3)定期講座のお知らせ:
「つながれっとNAGOYA2011後期講座」

★2講座の定員に余裕があるため、随時申込を受付しています。
・女性の生き方に学ぶ−19世紀イギリスと英語
・思いやりの表現力をアップ いきいき働くためのホスピタリティ

インフォメーションにて、電話・ファックス・電子メールにて受付しています。
電話:052-241-0311 ファックス:052-241-0312
電子メール:receipt-tsunagalet@sweet.ocn.ne.jp

詳しくは、つながれっとクラブホームページ(http://tsunagalet-club.net/)の
定期講座ページをご覧ください

★下記の講座は引き続き申込み受付中です。
・からだと心に向き合う時間―わたしなりのリラクゼーションを探して
・もっと輝く自分になれる!女性の生き方・働き方講座
・心を動かすプレゼンテーション
・今様「男の生き方講座」もっと“生き方上手”になるために

申し込締め切り:12/15(木)必着
応募者多数の場合は、抽選
はがきかインターネット(名古屋市電子申請サービス)でお申し込みください。

詳しくは、つながれっとクラブホームページ(http://tsunagalet-club.net/)の
定期講座ページをご覧ください

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◆4)事業報告:
「新女性学講座」の「新」に込められた意味とは何だろうか?

新女性学講座
『女性たちの現在(いま)「女(わたし)」と「女/母(わたし)」の間』は、
連続4回の2日間集中講座である。
第一話『ウーマンリブの母性神話崩し』
第二話『「女の時代」の母たちの「自分探し」』
第三話『「母・娘問題」が映し出す自立不全の世代連鎖』
第四話『「女・女格差」と女性のマルチキャリアパス・モデル』
というテーマを追いながら、
アラサー、アラフォーやおひとりさま、大人かわいいなど、
「女(わたし)」をあらわす言葉をキーワードに、
男女共同参画社会はどこへ向かうのか、
その中で女性たちの存在はどこにあるのかを探る。

(...続きは[つながれっとクラブウェブサイト・イベント報告ページ]で!)
↓↓↓
http://eventjournal.tsunagalet-club.net/?cid=44846

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◆5)センターのとっておき!

10月は学び、スポーツ、芸術・・・と、
心と体が気持ちよく動ける秋本番、の季節ですが、
この時期、最近では「アレルギー反応があって…」
という方も、残念ながら増えているようですね。
急な気温の変化に、体調を崩される方もチラホラ。
皆さまの心と体の健康は、いかがでしょうか?

さて、今回の話題は、【メルマガ作成の謎】です。
皆さまにほぼ定期的にお届けをしている、
この「つながれっとクラブメールマガジン」は、
いったい、どこで作られていると思いますか?

実は、鹿児島県なのです。

発端は、つながれっとNAGOYAで勤務していた女性に、
やむを得ない事情での転居が決まったときのこと。
「何とか、関わり続けられる仕組みを作れないか」と
検討した後の工夫が、メルマガ作成及び一部配信を
彼女に委託するというものでした。

インターネットは、時と場所を超えて、
人と人とをつなぐ可能性を広げてくれます。
このメルマガ読者である、皆さまとのつながりも然り。
遠方にいらっしゃって、普段はお目にかかれなくても、
安全と安心・信頼をベースにした情報のやり取りが
関わる全ての方たちへのプラスになることを目指して、
これからも名古屋―鹿児島の連携プレーで
情報をお届けしたいと思っています。

鹿児島のかおりさん、これからもどうぞ、よろしくね!

“こちらこそ、これからもどうぞよろしくお願いいたします(^_^)/”
(鹿児島のかおりより)

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◆6)つながれっとブックナビ

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『ケアの社会学―当事者主権の福祉社会へ』
上野千鶴子他著
(太田出版2011年8月)
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「どんな理論も研究も、現実の変化のほうを後追いする。
わたしは現実の変化にともなって、介護保険法施行前夜からこの分野に参入した。
またわたし自身の加齢という個人史上の変化が、この社会史上の変化と
足並みをそろえたのは、研究者としての幸運でもあった。」(本文p.4)

1997(平成9)年、私たちは、介護保険法を成立させた。
この介護保険法成立をうけ、この国には「高齢者のいのちとくらしをまもること」を
職業的使命とする人びとが大量に創出され、それから10余年が経過した。
本書は、『家父長制と資本制』(1990)でしめされた
理論の実証として世に出た続編である。

上野さんは、その著『家父長制と資本制』の結びで、こう記している。
―なぜ人間の生命を産み育て、その死をみとるという労働(再生産労働)が、
その他のすべての労働の下位におかれるのか・・・
この問いが解かれるまでは、フェミニズムの課題は永遠に残るだろう。

「ケア」は、不払い労働ではなくなった。けれども、女性は、
依然として二流の労働者として位置づけられている。
そして「つくられた労働力不足」が発生している。
フェミニズムの課題は未だ、解決をみてはいない。

この国で将来、ケアを必要とする人たちが、安心してケアされる経験を
委ねられる保障はあるか。私たちは今、その解を求める麓まできている。
頂をみるには、明らかにしなければならないロジックが必要となる。
それが『ケアの社会学』にある。
ケアは実践であり、現実は変化する。
私たちは常に登り続けなければならないことを忘れずにいよう。
そして本書が、なくてはならない良き伴走者であることも。
(堀紀美子)

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   ◆◆◆ 次号の配信をお楽しみに! ◆◆◆
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[発行] つながれっとクラブ
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名古屋市中区千代田5-18-24 Tel:052-241-0311 Fax:052-241-0312
休館日:毎週月曜日 第3水曜日 祝日など
開館時間:9:00〜21:00(日曜日のみ17:00まで)
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