つながれっとクラブ★メールマガジン第134号8月便
*********************************************************
このメールマガジンは、名古屋市男女平等参画推進センター
つながれっとNAGOYAの「つながれっとクラブ」メンバーの
皆様に配信しているメールマガジンです♪
*********************************************************
残暑お見舞い申し上げます♪

━━【目 次】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1)展示のお知らせ
2)9月の市民交流事業のお知らせ
3)定期講座のお知らせ
4)事業報告
5)センターのとっておき!
6)つながれっとブックナビ

◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆1)展示のお知らせ:
ネパール写真展「Usha Titikshu報道写真展」

2005年度松井やより賞を受賞した
Usha Titikshu(ウシャ・ティティクシュ)の報道写真を展示します
・期間:9/3(土)〜9/18(日)

◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆2)9月の市民交流事業のお知らせ:
連続講座(4回)「新女性学講座−女性たちの現在(いま)」

アラサー、アラフォー、婚活、おひとりさま、
街にあふれる「女」=「わたし」をあらわす言葉たち。
キーワードから女性の現在(いま)を解き明かす連続講座です

【講師】金井淑子(立正大学文学部教授)

・日時:9/10(土)10:00〜12:00
9/10(土)13:00〜15:00
9/11(日)10:00〜12:00
9/11(日)13:00〜15:00
・会場:つながれっとNAGOYA 交流ラウンジ
・対象:女性のみ
・定員:30名
・参加費:2,00円
・託児:有 実費負担 インフォメーションにおたずねください
・申込/問合:つながれっとNAGOYAインフォメーション
     TEL(052)241-0311 FAX(052)241-0312
Eメール receipt-tsunagalet@sweet.ocn.ne.jp
関連URL↓
http://tsunagalet-club.net/event2011/event110910.html

◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆3)定期講座のお知らせ

9/1から、つながれっとNAGOYA2011後期講座の申込がはじまります。
詳細が書かれたプログラムは、当センター・区役所・図書館などで
配布します。

◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆4)事業報告:

7/3(日)つながれっとシアター&交流会「幸せの経済学」を開催しました。
チーム「暮らし復興」(NPO法人ウィメンズアクションズネットワーク(WAN)名古屋オフィス、
NPO法人多文化共生リソースセンター東海、NPO法人地域の未来・志援センター、
NPO法人マムズ・クリエイト、ママスタート・クラブ、NPO法人参画プラネット)
との共催での開催となりました。
真夏のような暑さの中100名近い方に来場いただき、関心の高さがうかがえました。
「本当の豊かさ」とは何かという大きなテーマを軸に、グローバリゼーションの
弊害について問題提起をする今回の映画は、東日本大震災が起こった後の生活に
対する価値観の変化を考える上でも、とてもタイムリーであったといえます。

(...続きは[つながれっとクラブウェブサイト・イベント報告ページ]で!)
↓↓↓
http://eventjournal.tsunagalet-club.net/?cid=44843

◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆5)センターのとっておき!

お祭りやお盆など、地域の行事が目白押しで、
心が、子ども時代の昔へとつながりやすい8月。
レジャーや旅行、帰省などを目的に、
人の長距離移動が増える時期でもありますね。

さて、センターにとって8月は、
1年の中でも貸室の利用率が下がる時期です。
普段ご利用いただいている団体の皆さまも、
それぞれに夏休みを入れる時期、なのでしょうか。
近隣に住む子どもたちで賑わうことも多いのですが、
全体的に、いつもより静かな時間がたくさん流れ、
夏休みモードで開館しています。

というわけで夏こそ、意外と穴場なセンターへ!
お近くへお越しの際はお立ち寄りくだされば幸いです。
「ちゃんとした目的がないと来られない、むしろ
勝手気ままに来てはいけない場所」と
思い込まれる方がいらっしゃるのか、
そのようなご質問をいただくこともありますが、
自主勉強に、読書に、簡単な打ち合わせに・・・と、
使い勝手をご自分で工夫して、
お気に入りの場所の一つにしていただければ幸いです。

ついでに、情報コーナーなどを巡っていただき、
プラスαの情報を入手することも、どうぞお忘れなく!

◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆6)つながれっとブックナビ

======================
『家族を超える社会学 新たな生の基盤を求めて』
上野千鶴子著 牟田和恵編
(新曜社2011年4月)
======================

人は生まれ、人の手によりケアされて育つ。家族は、子どもや高齢者など、
ケアを必要とする依存的な他者をケアし、育ててきた。近代家族は、
この「依存の私事化」によって成立した。

家族の絆は、「ケアの絆」といえる。子どもや高齢者などケアを
必要とする個のケアをする家族の意義は、今日に至るまで滅していない。

近代社会の法は、自己決定できる個人、すなわち責任能力のある個人を
法的主体として措定している。では「法的主体となさない存在、
すなわち依存的な他者は、どこへ?」というと、市民社会の外部に配置し、
その領域を「家族」と呼んできたのだ。

「あなたにとって家族とはどの人をさしますか?」という問いに、
疑問を抱く人も少なくないだろう。それまでの家族の定義要件は、
居住、血縁、性、家計、家業、家名・家産などの共同があった人たちを指していた。
しかし今、家族の臨界が見え隠れする。

核家族、児童虐待、地域の子育て力の低下、
シングル・ペアレント・ファミリーの増加、家族機能の弱まり
―私たちをとりまく社会は、近代化とともに、家族のいわば主翼が削ぎ取られ、
ダッチロールの様相を呈している。

家族が拠りどころにしてきた主翼とはなんであったか、考えてみたい。
近代家族を形成する個人が、背負わされてきた重荷と引き換えにしても
死守したかった絆とは?その場所で個人が取捨したものは
なんであったかを検証し、家族の可能性をつないでいきたい。

近代家族の幻影はもう、遠い空に消えていた。ケアの絆に結ばれた
家族という根幹をとらえて、わたしたちは新たなる生の居場所を拓いていく。
(堀紀美子)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   ◆◆◆ 次号の配信をお楽しみに! ◆◆◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

つながれっとNAGOYAへは、公共交通機関のご利用をお願いします
*********************************************************
[発行] つながれっとクラブ
名古屋市男女平等参画推進センターつながれっとNAGOYA内
名古屋市中区千代田5-18-24 Tel:052-241-0311 Fax:052-241-031
   
休館日:毎週月曜日 第3水曜日 祝日など
開館時間:9:00〜21:00(日曜日のみ17:00まで)
**********************************************************

無断転写を禁止いたします