つながれっとクラブ★メールマガジン第119号1月便
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このメールマガジンは、名古屋市男女平等参画推進センター
つながれっとNAGOYAの「つながれっとクラブ」メンバーの
皆様に配信しています♪
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新しい年、うさぎ年が始まりました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします♪

━━【目 次】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1)展示のお知らせ
2)2月の市民交流事業のお知らせ
3)12月の事業報告
4)つながれっとまつり2011実行委員募集
5)センターのとっておき!
6)つながれっとブックナビ

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◆1)展示のお知らせ:
パネル展示「わたしと仕事、どちらも活かせる社会へ」

仕事と家事のバランスの希望と現実や、育児休暇を取得した女性のこえなど、
女性の労働を取り巻く状況についてまとめ、ワーク・ライフ・バランスの
重要性を啓発するパネル展示を開催します。
・期間:2/5(土)〜2/17(木)

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◆2)2月の市民交流事業のお知らせ:
シンポジウム「社会人が大学の門をくぐる時 Part-2」

なぜ、大学で学ぼうと思ったのか。
どのように学んだのか。
そして、発見したことは・・・
4人の社会人学生たちの語りを通して、
「学び」の新たな可能性を探ります。

【コーディネーター 】
 須藤八千代(愛知県立大学教育福祉学部社会福祉学科教授)
【パネリスト】
 大城純男(札幌大学法学部教授)
 石井 浩(三重県職員・特別職)
 石河敦子(愛知学泉大学非常勤講師)
 真野敏子 (詩人)

・日時:2/5(土)13:30〜16:00
・会場:つながれっとNAGOYA 交流ラウンジ
・参加費:500円
・託児:有 実費負担 インフォメーションにおたずねください
・申込/問合:つながれっとNAGOYAインフォメーション
      TEL(052)241-0311 FAX(052)241-0312
Eメール receipt-tsunagalet@sweet.ocn.ne.jp
関連URL↓
http://tsunagalet-club.net/event2010/event110205.html

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◆3)12月の事業報告:

12月12日(日)、フォトジャーナリストの渋谷敦志さんをお招きし、
講演会「明日があるから」を開催しました。2007年7月に
「撮るなら心をこめて」というタイトルで、東ティモールの現状を
ご報告いただいた講演以来、3年半ぶりの登檀です。会場には
老若男女問わず参加があり、児童労働という問題が様々な方に
関心があることを実感しました。

(...続きは[つながれっとクラブウェブサイト・イベント報告ページ]で!)
↓↓↓
http://eventjournal.tsunagalet-club.net/?cid=44836

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◆4)つながれっとまつり2011実行委員募集

つながれっとNAGOYAでは、開館記念日と男女共同参画週間が
重なる6月に「つながれっとまつり2011」を開催する予定です。
一緒に「つながれっとまつり」を企画・運営していただける
実行委員を募集します。ご関心のあるかたは、
センターインフォメーションまでご連絡ください。
 Eメール:info-tsunagalet@smile.ocn.ne.jp
 TEL:052-241-0311

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◆5)センターのとっておき!

みなさま、新年明けましておめでとうございます。
これから拓かれていく1年を思い描き、
新たな気持ちを抱く月。
今年こそは・・と、誓いを立てる月でもありますね。

さて、今回の話題は【ライブラリーワゴン】についてです。

来館の際にお問合わせをいただくことも多いのですが、
センターには残念ながら、図書室がございません。
代わりに、館内で自由にお読みいただけるように
「ライブラリーワゴン」を設置し、
男女共同参画に関連した図書を配架しています。
(ちなみに地下鉄「東別院」駅そばの「名古屋市女性会館」に、
女性学関連の図書が非常に充実した図書館がございます)

また、このワゴンに配架してある書籍のタイトルは、
「つながれっとクラブ」のHPから閲覧が可能です。
(http://tsunagalet-club.net/ 「書籍・資料」をクリック)

講演会等でお招きした講師の著書、イベント関連図書、
職員の寄贈など含め、男女共同参画をテーマとして
ランダムに集まったものが配架されており、
意外と他所にはない、面白い図書が見つかるかもしれません。
センターへお越しの際、お時間があるときには、
ライブラリーワゴンにもお目を向けていただければ幸いです。

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◆6)つながれっとブックナビ

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『発情装置 エロスのシナリオ』
上野千鶴子 著
(筑摩書房1998年1月)
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エロチシズムとは「発情をもたらす文化的な装置(シナリオ)」のことであり、
それ以上でもそれ以下でもない。エロチシズムを過度に神秘化する
必要はないばかりか、その種の態度は裸体の記号学にとってかえって
妨げとなる。裸体の記号性とは男性にとっては女性の身体の記号性であり、
女性にとっては自己身体の記号性である。裸体の記号性をジェンダー抜きに
論じることはナンセンスである。「身体が危険」なのは「女性身体が
男性主体にとって危険」であることの男性中心的な表現なのである。

どのような装置も、からくりがわかってしまえばその神秘性は剥ぎとられる。
性と人格との結びつきは、近代パラグラムというべきものであること。
女性=身体性=自然性=私秘性という近代のからくり、すなわち、
性と身体とを公領域から排除し、「見えない」領域に押し込め、
身体はすでに私秘性という制度によってコード化されていること。
そして、性と愛は人間の本能に深く埋め込まれていて、時代や人種を
越えて不変だと思われている。が、事実はそうでないこと。

表紙を飾るニキ・ド・サンファルの作品、巨大な女神ホーン。ニキは、
色艶やかな女神像をいくつも創造し、それを集合的にナナと名付けた。
「ナナ」という名づけ方が示すのは、「ナナ」そのものが女性がとりえる
多様性の表れだというメッセージである。

時代や文化に応じた性愛の多種多様さをみると、人間が自然ではなくて
文化に属するもの、しかも事情が変わればあっけなく変化する生き物で
あることがわかる。女の見果てぬ夢が夢でなくなる日、からくりを
見破った人間がつくった文化がまた人を変えていく。それが、パンドラの箱の、
最後に残った希望なのである。(堀紀美子)

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   ◆◆◆ 次号の配信をお楽しみに! ◆◆◆
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[発行] つながれっとクラブ
名古屋市男女平等参画推進センターつながれっとNAGOYA内
名古屋市中区千代田5-18-24 Tel:052-241-0311 Fax:052-241-0312
休館日:毎週月曜日 第3水曜日 祝日など
開館時間:9:00〜21:00(日曜日のみ17:00まで)
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