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市民交流事業・展示

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  4/5/6月のイベント・展示情報   
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■つながれっとまつり■ 

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顔が見えて安心メニュー、開彩

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と き  6月25日(日曜日)
参加費  それぞれ、500円
     
*ビーズDEサロンは、
       材料費代=1000円と参加費=500円、合わせて1500円が必要です。

サイトマップ

カラーDEコーディネート■先着20名
講師:下総ゆかり/ソレイユ代表、色彩アドバイザー
   亀井智子/カラーセラピスト
時間:午前10時〜12時
会場:生活アトリエ

ビーズDEサロン■先着15名
講師:三輪真由美、アシスタント 明石雅世
時間:午後1時〜午後3時
会場:生活アトリエ

年金DE安心■先着50名
講師:伊藤麻美
  /(有)エスプリ・マネジメント代表、社会保険労務士
時間:午後2時〜4時
会場:交流ラウンジ

託児 有り。インフォメーションにおたずねください。実費負担
申し込み/問い合わせ:つながれっとNAGOYA インフォメーションまで
                                TEL:052-241-0311    FAX:052-241-0312

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老いた親とどう向き合う?

映画『老親』

“老親介護の生活を描くなかで、性別役割分担や女の生き方を問い直し、
高齢者の自立を見つめています”<監督 槇坪多鶴子>

主人公「成子=長男の嫁、専業主婦、40歳」(萬田久子)の生き方、
他人事ではないかもしれませんね。


とき:2006年4月28日(金) 

   午後1時30分〜3時30分

ところ:つながれっとNAGOYA 交流ラウンジ
参加費:無料

■映画「老親」■ 

「老親」を観て       
                                      洲崎 みどり
 四月二十八日、映画鑑賞会が行われました。題名は「老親」。四十歳の
女性が自分の両親と夫の両親の介護を経験することによって、生きること
の意味を考え、また年老いた親たちと どう向き合っていくかということ
を日常生活の中でさらっと描いた作品でした。

 一番印象に残ったのは、主人公が子供たちと東京から引越こしてきて、
奈良に住む一人暮らしの夫の父親と一緒に暮らし始めたばかりの頃のエピ
ソードです。老父が、ご飯粒を食卓からボロボロこぼして食べ、スリッパ
でそれを踏み潰しながら歩くと「どうしておじいちゃんはいつもそうなの
!」と彼女が声を荒げます。すると側で見ていた小学生の娘が「ママ、あ
せらないで。おじいちゃんは まだたったの七十七歳。ゆっくり成長する
タイプなの」と言うシーンです。その一言により、主人公は吹き出し
「そっかあ。おじいちゃんはゆっくり成長するタイプなのね。」と笑顔に
なります。ともすれば、暗く殺伐とした日々になりがちな老人との同居生
活をユーモラスに捉え優しい目で見つめるところに、女性監督ならではの
表現力が感じられました。

 私は幼い頃より祖母と同じ部屋で生活していました。あれこれと面倒を
みてくれた優しい祖母でした。その彼女が亡くなる四年前にアルツハイマ
ー病になり、家族は色々と苦労しました。この映画を観た、娘さんが主人
公に語った一言に出会い『もっと優しい気持ちでおばあちゃんに接してお
けば良かった』との後悔の念が一度にさらさらと解けていく思いでした。
年を取って若い時の様に自由に身体を動かせなくなるのは、誰にも平等に
やってきます。その老親たちと どう向き合い、残された時間を有意義に
過ごすのか。自分の老後の指針の為にも、介護の経験のある人、無い人を
問わず沢山の方に観て欲しい映画です。       


 *本ホームページ中,意見にわたる部分については筆者の個人的意見であって、
   つながれっとNAGOYA指定管理者の見解を表明したものではございません。
 

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参加者からの感想

■田中美津講演会■ 

1970年代の日本、「女性の、女性による、女性のための運動」の
主役をつとめた、田中美津さん。
30余年を経た現在、鍼灸氏として「こころ、からだ、いのち」の
安心のために活躍しています。
美津さんの好きな言葉は、”今がいちばん!”
あなたも今がいちばん!”のときを実感して、
”今がいちばん”の美津さんから、熱いメッセージを受け取りましょう。
「女性の、女性による、女性のための運動」の主役をめざして。


パート1 講演会
とき:2006年5月27日(土) 午後1時〜午後3時

ところ:つながれっとNAGOYA 交流ラウンジ
参加費:1,000円  先着順100名

パート2 交流会
とき:2006年5月27日(土) 午後3時〜午後4時
ところ:つながれっとNAGOYA 交流ラウンジ
参加費:500円 先着順30名

参加者からの感想

田中美津講演会に参加して
                                     高島由美子
 美津さんは癒しの効果のある紫色が好きだと、以前本で読んだことがある。その大好きな紫色のグラデーションが肩に入った、素朴で、とても着心地のよさそうなステキな衣装を着て、美津さんは登場した。とても小柄な方だ。美津さんが登場すると同時に、あちらこちらで暖かい笑みがこぼれ、会場は一瞬のうちに穏やかな一体感に包まれた。かつて、女の生き難さと対峙し、「女の解放」を訴えてリブ活動に邁進していた『いのちの女たちへ』の美津さんからは想像もし得ない。時が経つということはこんなにも人を変えるのだろうか、とそのとき思ったが、講演会が進むにつれ、美津さんの本質は少しもずれていないことに気づき、現在の美津さんは、長い年月の中での様々な経験をもって、人として成熟していった姿なのだろうと思った。

リブ、鍼灸師、イメージトレーニングの講師など多くの顔を持つ美津さん。講演の中では、こころとからだに、まっすぐに向き合ってきた美津さんならではの、印象に残るお話を聴くことができた。「女の解放」を謳っていた以前から、美津さんの人生のキーワードであると思える「自由」という言葉。最近フィリピンの英語学校で出会った主婦のエピソードなどを交え、自由であることの根幹は「選ぶことができる」ということで、自分自身の人生を自分で選んだと思えたことで、暗かった自分と決別でき、子どもとのいい距離感も保てるようになったと語っていた。また、○×の価値観で生きることは虚しい、汗やニキビだって体から悪いものを出していると思えば○になるはずである。世の中理不尽なのはあたりまえなのだから、どんな時も「今」を感じて頑張り過ぎず、「ゆるむ」ことを大切に生きていれば、何かに気づいて幸せに出会えるのだとおっしゃった。参加者もその一つ一つの言葉に深くうなずいていた。そして、「ゆるむ」練習、自分がかけがえのない存在であることを体で覚えるためのイメージトレーニングも教えてくださった。これは美津さん自身が「私はダメ」という気持ちと折り合いをつけるために考え、実践したトレーニングである。ひと時であったが、美津さんの語りかけで、魂を癒すような体験をすることができた。

また、交流会では、言葉から本質を見抜く鋭敏さと、相手に真摯に向き合い、うそのない心の思いから発せられる言葉で応える美津さんの姿に、私は感動すら覚えた。参加者の感想や質問の中に、普通であれば感じ逃してしまうような深層心理を読み取る。そして、うわべだけの心地よい言葉を返すのではなく、ややもすれば反感を買うかもしれない言葉をまっすぐに相手にぶつける。しかしながら、心からの思いは相手に伝わり、相手を深く思いやるからこそ発せられる言葉は、「人は自分しか変えられない、あなたを信じてるよ。」というメッセージを含んでいた。そこには、自分を感じることにいつも貪欲だった美津さんだったからこそなし得た光景があり、私は心がふるえた。和やかな交流会には美津さんが持参してくださった梅干も振舞われた。そんなことからも美津さんの細やかな心遣いが感じられる。会場は美津さんが準備してくださったアロマの香りも漂っている。私の心は、穏やかに癒されていったのだった。

心や体に何かしら不安やストレスを感じている現代人には、「頑張ってね。」という言葉より、「大丈夫。今のままでいいんだよ。」という言葉のほうが、どれだけ明日への活力を与えることだろう。今ある人生を、たおやかに生きる美津さんに、たくさんのエネルギーをもらい、私の心は元気でいっぱいになった。

追記:田中美津著『かけがえのない、大したことのない私』を読むと、いろんな美津さんに出会える。さらにもっともっと美津さんを知りたい人には『いのちの女たちへ〜とり乱しウーマン・リブ論』がおすすめ。(どちらも、つながれっとNAGOYAのライブラリ・ワゴンにあります!お手に取ってみては!?

■人間、誰しも知らない人々に囲まれると緊張します。

6月25日(日)、名古屋男女平等参画推進センターつながれっとNAGOYAでは、「顔が見えて安心メニュー」が、開彩(梅雨の合間に咲く紫陽花をイマージして)されました。

 午前中は「カラーDEコーディネート」、午後は「ビーズDEサロン」
「年金DE安心」…どのメニューも、
参加者の顔がお互いに見えて
安心…しつつ、充実した時間を過ごすことができました。

 安心している「顔」をお届けします。

つながれっとまつり交流サロンのご報告

■もちろん、生きてる限りは「不安」もあります。

 あなたの不安なことを3つ、お知らせください…と、
6月24日(土)と25日(日)にアンケートを実施。
                  
(→アンケート結果は、こちらから)


シールを貼りながら、話もはずみます。ボランティアとして参画してくださったゆうこさん、まなみさん、おつかれさまでした!