つながれっとクラブ★メールマガジン第101号5月便
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このメールマガジンは、名古屋市男女平等参画推進センター
つながれっとNAGOYAの「つながれっとクラブ」メンバーの
皆様に配信しているメールマガジンです♪
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さわやかな季節ですね♪ いかがお過ごしですか?

━━【目 次】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1)展示「ILO制作ポスター展」5/12(水)〜25(火)
2)5月・6月の市民交流事業のお知らせ
3)4月の事業報告
4)センターのとっておき!
5)つながれっとブックナビ

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◆1)展示「ILO制作ポスター展」

ILO国際労働機関が制作したポスターを展示します。
・期間:5/12(水)〜5/25(火)

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◆2)5月・6月の市民交流事業のお知らせ

★5月の市民交流事業:
セミナー「離婚の法的手続き〜基礎講座」

結婚が人生の重要な問題であったように、離婚もその方法や相互の
決め事がその後の人生を左右する重要な問題です。離婚の法的手続き
について、基礎的な知識を学び、今後の人生設計について考えます。

・講 師:池田桂子(日本女性法律家協会会員弁護士)
・日 時:5/22(土)13:00〜14:30
・会 場:つながれっとNAGOYA 交流ラウンジ
・対 象:女性のみ
・参加費:無料
・託 児:有 実費負担 インフォメーションにおたずねください
・申込/問合:つながれっとNAGOYAインフォメーション
TEL(052)241-0311 FAX(052)241-0312
Eメール receipt-tsunagalet@sweet.ocn.ne.jp
[共催]日本女性法律家協会

関連URL↓
http://tsunagalet-club.net/event2010/event100522.html

★6月の市民交流事業:
つながれっとまつりシンポジウム「男女共同参画の視点で考えるCSR」

企業をはじめとした組織の「社会的責任」(Social Responsibility)に
関する国際ガイダンス規格「ISO26000」は、ISO(国際標準化機構)に
おいて検討されています。「ISO26000」に組み込まれている男女共同
参画の視点についてご一緒に考えましょう。

・基調講演:田村太郎(ダイバーシティ研究所代表)
・トーク&トーク:田村太郎(ダイバーシティ研究所代表)&
村田元夫(株式会社ピーエスサポート)
・日 時:6/26(土)14:00〜16:30
・会 場:つながれっとNAGOYA 交流ラウンジ
・参加費:500円
・託 児:有 実費負担 インフォメーションにおたずねください
・申込/問合:つながれっとNAGOYAインフォメーション
TEL(052)241-0311 FAX(052)241-0312
Eメール receipt-tsunagalet@sweet.ocn.ne.jp

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◆3)4月の事業報告

★4月の市民交流事業
「こころのメンテナンス〜わたしをひらく、花あそびpart2〜」

昨年好評だったアサーションとフラワーアレンジメントの
コラボレーション企画の第二弾です。
今回も、定員を超える申込みがあり、当日は23名の方が参加されました。

第一部は、講師に清水きよみさんをお迎えして、アサーションの
ワークショップです。
参加者の中には、初めてアサーションを知ったという方もいました。
ワークショップでは、自分を大事にすることが、相手を大事にする
ことにつながり、
”I'm OK. You're OK.”という関係を築く、気持ちのよい関係性が
とれるということを学びました。

第二部は、講師に大隅都さんをお迎えして、フラワーアレンジメントの
ワークショップです。
今回はエコを意識し、空き缶を利用しました。みなさん、自由なアレンジで、
楽しみながら自分の作品を作りあげていきます。最後に先生から、
気軽にフラワーアレンジメントを楽しむ方法を教えていただきました。
たとえば、コーラの空き瓶にマスキングテープを張ったり、
可愛い紙袋にビンをいれたりと、家にある材料で、気軽にできる方法が
紹介されました。お花があると、生活に潤いが生まれますね。

(...続きは[つながれっとクラブウェブサイト・イベント報告ページ]で!)
↓↓↓
http://eventjournal.tsunagalet-club.net/?cid=44687

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◆4)センターのとっておき!

人々が、新しい気持ちで動き出す4月。
5月に入り、皆さまもようやく少しは、
毎日が落ち着かれてきたところでしょうか。

さて、「もっともっと、市民の皆さまに
快適、安心にセンターを利用していただきたい」
という思いを込めて、今月のメルマガから
「センター耳より情報」をお届けしてまいります。

センターでは、【館内飲食可能】です。
環境への配慮からゴミ箱の設置はございませんので、
ゴミは各自お持ち帰りいただくことになりますが、
持ち込み自由(酒類除く・・・)は、結構便利!
1階の交流ラウンジでの飲食はもちろんのこと、
1階にある喫茶『ドリーム』のメニューを頼んでもよし、
貸室へのデリバリーもOKです。

ほど良い緊張感を保った活動の合間には、
仲間とほっとする時間も大切にしたいですね。
ぜひ、センターを活用していただければ幸いです。

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◆5)つながれっとブックナビ:

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『近代家族の成立と終焉』
上野千鶴子 著者
(1994年3月 岩波書店)
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社会学は面白い。広角に捉えた社会を切り取って露呈する。切り取られた
社会を覗いてみると、まるで目隠しをされているかのように、右往左往と
彷徨い歩く人々が見える。いったいなにに翻弄するのか。近代家族に訪れた
危機の言説―「家族は解体の方向に移行するのか」である。はじまりがあれば
終わりがある。歴史は繰り返し、私たち人間は相も変わらず、変化の先が
未知であることに怯え、慌てふためいてきた。江戸から明治へ、
戦前から戦後へ、家族はどのような変貌を遂げたのだろう。

「家」制度は、ひさしく「封建遺制」と考えられてきた。しかし、
近年の家族史研究の知見は、「家」が明治民法の制定による明治政府の
発明品であることをあきらかにした。明治政府は、家の倫理が国の倫理に
従属するように、「家」制度を人為的につくり上げた。国のことを
国家と呼び、国家主義と家族主義を連合して個人主義と対決するものである
というイメージを仕立てていったのだ。近代家族の形成の背後には、
公領域と私領域の分離という秘密があった。国家という公領域は、
私領域への依存、家族の搾取を隠蔽する必要があった。家族を神聖不可侵の
聖域として構成することは、近代家父長制の「陰謀」であったのだ。

これまでの人生、目隠しされていたことさえ気づかずに彷徨い歩いた
覚えのある方なら、もうピンときているであろう。上野さんがこだわり
つづけた「近代」と「家族」。「自分の生まれ落ちた時代の謎を解きたい」、
「社会学はそこから出発している」と本書は世に出た。謎解きは、
自分にあてられた目隠しに気づかせてくれる。
颯爽と歩く人々でいっぱいの社会が時代を変えていく。
(堀 紀美子)

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   ◆◆◆ 次号の配信をお楽しみに! ◆◆◆
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名古屋市男女平等参画推進センターつながれっとNAGOYA内
名古屋市中区千代田5-18-24 Tel:052-241-0311 Fax:052-241-0312
休館日:毎週月曜日 第3水曜日 祝日など
開館時間:9:00〜21:00(日曜日のみ17:00まで)
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