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「JICA 田中由美子さんが語る、
開発と女性」 |
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2004年におきたインドネシア・スマトラ沖地震による津波で、女性の死者は
男性の3倍に達した地域があるという報告があります。(JICAウエブサイトより)
なぜ、女性の被害者が多いのか?社会的地位が低いために、
開発援助の陰に取り残されてしまいがちな途上国の女性たち。
国際協力の分野では、「開発と女性」の視点を組み入れた援助を実践するために、
組織的にジェンダー主流化を進めることが重要視されています。
日本のODAにおいて、ジェンダー主流化を促進するためにアジア、アフリカ地域を
中心に活動している田中由美子さんとともに、
地球規模の視点から、男女共同参画を考えてみましょう。
講師プロフィール
田中由美子
独立行政法人国際協力機構(JICA)国際協力専門員(ジェンダーと開発)。国連アジア太平洋経済社会委員
会(ESCAP)などを経て1990年より現職。日本のODAの計画・実施にジェンダー主流化を促進するため
にアジア、アフリカ地域を中心に活動している。ネパールとタイには長期赴任。大学の非常勤講師、内閣府ア
フガニスタン女性支援懇談会委員。主な著書は、『国際協力専門員』(共著、新評論)、『開発とジェンダー エ
ンパワーメントの国際協力』(共編著、国際協力出版会)、『実践ガイド 国際協力論』(共著、古今書院)など。
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